行政書士試験の独学での合格体験記と戦略

行政書士試験の独学での合格体験記

 

実際に私が独学で行政書士試験に合格した時のお話をさせていただきます。

 

試験の戦略の立て方や勉強法など、思いつく限りご紹介したいと考えています。

行政書士試験の受験動機

私が行政書士試験を受けようとした動機についてです。

 

「資格取得の動機と取得すべき資格とは?」のところと、重複する部分がありますのでご了承ください。

 

 

行政書士とは、はじめ何の仕事をする職業なのか、よく知りませんでした。

 

調べてみると、建設業関係、宅建業関係、相続関係など幅広い分野で業務を行えることを知りました。

 

しかし、幅広く業務が行える一方で、他の士業に比べると、専門性という点であまりアピールできるものが少ないように感じました。

 

弁護士なら法律のプロ、税理士なら税のプロというように大きな特徴があります。

 

資格を取ろうと決意するまでにはいろいろと考えました。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

 

では、なぜ行政書士試験を受験しようと決めたのかと言うと、行政書士試験を他の資格へのステップアップにしたいと思ったからです。

 

あくまで行政書士試験を通過点と考えたのです。

 

それと、行政書士は幅広く業務ができるので、他の士業の資格と併せて持つと、大きなメリットがあると感じたからです。

 

実際、司法書士と行政書士、社会保険労務士と行政書士など、両方の資格を持っていると、関連する業務をより広く行うことができます。

 

大きな相乗効果が期待できるのです。

 

 

私の受験動機は上のとおりですが、今ならこのような動機では受験はしないと思います。

 

今だからこそ、思うことがいろいろとあります。

 

 

“他の資格へのステップアップとする”“他の士業の資格と併せて持つとメリットがある”と言っていますが、要は本命ではないということです。

 

受験してみてわかったのですが、行政書士試験に合格するのは本当に大変です。

 

1、2カ月、適当に勉強したぐらいでは全く歯が立ちません。

 

真剣に、1年ぐらいかけて勉強しないと、なかなか合格できないのです。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

 

今思うと、他の資格へのステップアップとは言えないほどの難易度です。

 

仮に行政書士試験に合格できても、これより難易度が高い試験に、またゼロから勉強できるでしょうか?

 

当然難易度が上がりますので、1年では合格できないことも考えられます。

 

それだけの期間、集中力を持って勉強を継続できるのかが問題です。

 

自信がある方は、行政書士試験から挑戦すればいいと思います。

 

しかし、自信がない方は難易度が高くても、本命から挑戦するべきだと思います。

 

 

どうしても本命の試験でないと、モチベーションを維持できずに、挫折する可能性が高くなります。

 

合格したいという強い気持ちを持てるかどうかで、勝負が決まります。

 

 

絶対に無理だと思うのなら、無理に取得することはおすすめしません。

 

しかし、自分ならできる、やってみたいという強い気持ちがあるのなら、取得に挑戦した方がよいと思います。

 

やらずに後悔するのは、1番嫌ですからね。

 

どの資格に挑戦するのかは、慎重に考えた方がいいと思います。

 

行政書士試験の結果と自己評価、合格証

私が受験したの時の試験結果をご紹介しています。

 

受験してみて、行政書士試験はどうだったのかなど、私なりの意見や感想を書いています。

 

参考にある点もあるかと思います。

 

行政書士試験の結果

私は平成20年度の行政書士試験を受験しました。

 

その結果をご紹介します。

 

<  平  成  2  0  年  度  試  験  >

 

法  令

 

択 一 式 5肢択一式 104点
多肢選択式 16点
記 述 式 40点
一般知識 択 一 式 5肢択一式 28点
総 得 点  188点

 

約9カ月の勉強を経て、一発合格できました。

 

ギリギリでしたね。

 

限りなく省エネで合格することができた点では、かなり満足しています。

 

 

高得点で合格するためには、かなりの勉強時間を費やさないといけません。

 

ギリギリでも、満点でも、同じ合格です。

 

それなら、できるだけ省エネで合格したいですね。

 

 

ただ、試験後はもう落ちたと思って諦めてしまうほど、まったく手ごたえがなかったので、合格発表までは辛かったです。

 

もうあのような思いをしたくありませんね。

 

試験の自己評価

模試では、行政法で得点を稼ぎ、商法と一般知識が苦手で足を引っ張っていました。

 

しかし、本試験では、いつもそこそこ手ごたえを感じながら解いているはずの行政法で、自信が持てずに正直焦りました。

 

得点源の行政法でコケると、致命的です。

 

他に得意科目があれば、まだ挽回できるかもしれませんが。

 

私の場合、民法・憲法はまあまあ、それ以外はやってみないとわからないという感じです。

 

民法・憲法についても、決して得意ではありませんので、その時によって得点にバラつきがあります。

 

自信を持っていたのは、行政法ぐらいでした。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

 

試験を受けながら、かなり凹んでいました。

 

もうダメだと諦めそうにさえなっていました。

 

 

それを救ってくれたのが、民法でした。

 

今回は、民法が思った以上に自信を持って解答できました。

 

ここまで手ごたえを感じたのは、今までで初めてでした。

 

 

憲法はまあまあの出来でした。

 

商法と基礎法学は、予想どおりまったく自信がありませんでした。

 

 

記述式も、自信がありませんでした。

 

行政法の問題は、2つのうち1つは解答できましたが、もう1つの方はあまり自信がありませんでした。

 

民法は、2問のうち1問は完璧に解答できました。

 

過去に解いたことがある問題とよく似たものが出題され、ラッキーでした。

 

もう1問は何とか解答しましたが、出来はイマイチでした。

 

 

法令は、行政法の失点がどれだけ抑えられて、民法でどれだけ得点を稼げたかが大きなカギになりそうでした。

 

記述式で、何点取れているのかも、合否に大きく関わってきそうな感じでした。

 

 

一般知識は、予想していた分野からの出題がありました。

 

ムダに思えても、しっかりと対策しておくとよいこともあります。

 

全体的には、足切りをギリギリ免れているかどうかという感じです。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

 

他に、時間配分のミスもしてしまいました。

 

行政法で思いのほか時間がかかってしまい、文章理解の問題1問を解くことができませんでした。

 

そのため、最後の問題は適当にマークしただけです。

 

それまでに、時間切れで最後まで解けないことはありませんでした。

 

 

受験後は正直、合格できているとは思えず、沈んだ気持ちで帰路につきました。

 

難易度が高い試験では、受験後に合格の手ごたえを感じている受験生は少ないと思われます。

 

 

何度も心が折れそうになりましたが、最後まで諦めなくてよかったです。

 

諦めれば、そこで終わりですからね。

 

行政書士の合格証

行政書士試験に合格すると、下のような合格証が送られてきます。

 

合格証が送られてくると、試験に合格したという実感が湧いてきます。

 

行政書士 合格証

 

 

行政書士試験で合格者となるための戦略とは?

行政書士試験の戦略を練る〜全体編〜


どのような試験もそうですが、しっかりと戦略を練らないと失敗する可能性が高いです。

 

まずは、行政書士試験の試験内容を、きっちりと把握する必要があります。

 

これは、独学であろうと、資格学校を利用する場合でも同じです。

 

どちらを選んでも、きっちりと戦略を練ってください。

 

ただ、資格学校を選んだ場合は、おそらく学校の方から試験に関する情報が提供されると思いますので、それを最大限利用すればよいと思います。

 

 

もう1度、行政書士試験の概要をおさらいしておきましょう。

試験の概要

試験の内容

試験時間 3時間

 

問題数 60問

 

試験方式 択一式・多肢選択式・記述式(40字程度)

 

 

試験科目

行政書士試験 独学 合格体験記 行政書士の業務に関し必要な法令等(46問)

 

憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、

 

行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学

 

 

行政書士試験 独学 合格体験記行政書士の業務に関連する一般知識等(14問)

 

政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解

 

 

試験の特徴

行政書士試験 独学 合格体験記 択一式54問、多肢選択式3問、記述式3問とバラエティに富んだ出題形式で行われます。

 

ほとんどが択一式です。

 

択一式と言っても、いろいろなタイプのものがあります。

 

  • 正しいもの、誤っているものを1つ選ぶタイプ
  • 正しいもの、誤っているものの組み合わせを答えるタイプ
  • 正しいもの、誤っているものがいくつあるのか、その個数を答えるタイプ

 

 

多肢選択式とは、簡単に言うと、文章の穴埋め問題です。

 

20個の中から正解の肢を選びます。

 

1問につき4個の穴があります。

 

全部で3問X4個で12個の穴を埋めないといけません。

 

 

記述式とは論文ではなく、40字程度で解答を作成する問題です。

 

点数は、1問につき20点で、部分点もあります。

 

 

行政書士試験 独学 合格体験記この試験は絶対評価の試験のため、一定の点数を取れば必ず全員合格できる試験です。

 

 

行政書士試験 独学 合格体験記法令、一般知識共に足切りがあります。

 

特に、一般知識で足切りの対象になってしまい、不合格になってしまう人が多いです。

 

 

では、実際のところどの科目で何点ぐらい取れればよいのでしょうか?

 

私が合格した時の科目ごとの正解数は、次のとおりです。

 

択一式・法令 択一式・一般知識
基礎法学 1/2 政治 0/2
憲法 3/5 経済 1/2
行政法 12/19 社会 1/2
民法 8/9 個人情報保護 2/2
商法 2/5 情報通信 2/3
    文章理解 1/3

 

多肢選択式 記述式
憲法 3/4 行政法 10/20(予想)
行政法 5/8 民法 30/40(予想)

 

みなさんはこの科目別出題数と正解数を見てどう思われますか?

 

行政書士試験に合格するには、どのように勉強すれば効率的か、おわかりになると思います。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

行政書士試験全体の戦略

早速、戦略を練ってみましょう!

 

ここでは、全体の戦略について考えます。

 

 

行政書士試験は、ある程度の期間頑張って勉強すれば、ボーダーライン近くの点数を取ることは可能です。

 

何度もお話ししているように、行政書士試験には魔の足切りがあります。

 

まずは、これを回避しなければなりません。

 

そのため、点数の取りにくい一般知識を捨てるわけにはいきません。

 

法令は範囲が決まっていますので、勉強すればするほど、点数が伸びていきます。

 

法令と一般知識の勉強時間のバランスに、気を付けなければなりません。

 

 

まずは法令をしっかりと勉強し、法令だけで全体の60%以上の点数が取れるようにするのがベストです。

 

一般知識は、始めのうちは新聞やニュースを見る程度でよいです。

 

 

法令と一般知識それぞれの戦略は、この後ご紹介します。

 

行政書士試験の戦略を練る 〜法令編〜

法令においては、出題数などから力を入れて勉強しなければならない科目と、そうでない科目をきっちりと分けることが重要です。

 

出題数が多い科目の勉強に時間を費やすことが、もっとも効率的です。

 

費用対効果を意識することが大切です。

 

これを誤ると、無駄に勉強時間が多くなってしまいます。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

 

では、実際に科目ごとの戦略を練ってみましょう!

基 礎 法 学
出題数と配点 択一式 2問 X 4点 = 8点
出題傾向など

範囲はあってないようなものです。
2問のうち、1問は比較的解きやすい問題が出題されることが多いようです。

戦   略

深入りは禁物です。
範囲が広いだけに、ここに力を注ぐのは非効率です。
比較的解きやすい問題の方を確実に正解したいです。

 

[最低目標:2問中1問は正解(4点)]

 

憲     法
出題数と配点

択一式 5問 X 4点 = 20点
多肢選択式 1問 X 8点(1問につき空欄4個 X 2点)=8点
計28点

出題傾向など

択一式・多肢選択式共に、条文そのものについて問う問題よりも、判例に関する問題が多いです。
かなり難しい問題が出題されることもあります。

戦   略

条文はそれほど多いわけではありませんので、条文についてはすべて目を通しておく必要があります。
有名判例は、必ず理解しておかなければなりません。
過去問や予想問題などで見かけた判例は、その都度しっかりとマスターしておくようにします。
多肢選択式の勉強も、きっちりとしておく必要があります。

 

[最低目標:択一式5問中3問、多肢選択式4個中2個は正解(16点)]

 

行  政  法
出題数と配点

択一式 19問 X 4点 = 76点
多肢選択式2問 X 8点(1問につき空欄4個 X 2点)=16点
記述式1問20点=20点
計112点

出題傾向など

行政書士試験で、もっとも配点が大きい科目です。
択一式・多肢選択式・記述式の問題があります。
比較的条文レベルの問題が多いです。

戦   略

行政書士試験でもっとも重要な科目です。
主に行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法から出題されます。
特に、この3つの法律の違いについて問う問題が多いので、その違いを条文でチェックし、マスターしておく必要があります。
勉強すれば、得点源にできる科目です。
もっとも力を入れて勉強しなければなりません。
多肢選択式や記述式の勉強も、きっちりとしておく必要があります。

 

[最低目標:択一式19問中14問、多肢選択式8個中6個、記述式12点は正解(80点)]

 

民     法
出題数と配点

択一式 9問 X 4点 = 36点
記述式2問20点=40点
計76点

出題傾向など

行政書士試験で、行政法に次いで配点が大きい科目です。
択一式・記述式の問題があります。
条文レベルの問題もありますが、判例の内容を問う問題が多いです。
難しい問題も出題されます。

戦   略

行政書士試験で合格するためには、いかに失点を防ぐかが問題となってきます。
単に条文を暗記すればよいわけではなく、しっかりと条文の考え方を理解していなければなりません。
判例も同様です。
そのため、民法を苦手にしている受験生が多いです。
配点が大きいだけに、十分な勉強時間を確保したいです。
多肢選択式や記述式の勉強も、きっちりとしておく必要があります。

 

[最低目標:択一式9問中5問、記述式24点は正解(44点)]

 

商     法
出題数と配点 択一式 5問 X 4点 = 20点
出題傾向など

択一式の問題のみです。
条文レベルの問題が多いのですが、範囲が広いため、なかなかすべてを押えておくのは難しいです。

戦   略

深入りは禁物です。
過去に出題されたテーマを中心に、条文をマスターしておくとよいです。

 

[最低目標:択一式5問中3問は正解(12点)]

 

法令については、行政法を得点源にし、民法でいかに失点を防ぐかが大きなカギです。

 

民法が得意という人もいるでしょうが。

 

まずは、この2つの法律をしっかりと勉強する必要があります。

 

また、記述式3問のできが合否に大きく関わってきます。

 

記述式は、最低でも部分点が取れるようにしておきたいです。

 

 

行政書士試験の戦略を練る 〜一般知識編〜

一般知識対策の重要性

何度も言っていますが、行政書士試験で合格の大きなカギを握るのは一般知識です。

 

いかに足切りを免れるかです。

 

それさえクリアできれば、合格は決して難しくはありません。

 

 

行政書士試験の勉強をしたことがない人は、まだピンとこないでしょうね。

 

私も、勉強するまではよく分かりませんでした。

 

普通、専門用語が多くわかりにくい法令の方が、点数を取るのが難しいように思われます。

 

しかし、法令は努力さえすれば、合格ラインには到達できます。

 

 

一方の一般知識はと言うと、そううまくいかないのです。

 

一般知識は14問中6問正解しなければ、足切りで不合格になってしまいます。

 

たった6問の正解など、それほど難しくないように思われるかもしれません。

 

しかし、実際やってみるとわかりますが、これがなかなか難しいのです。

 

 

一般知識は、最新の時事などに関する問題が多く、範囲があってないようなものです。

 

そのため、十分な準備が行えないのです。

 

 

受験生の多くは、どこを勉強すればよいのか分からず、運任せで受験している場合が多いようです。

 

ただ、それでは高い確率で失敗すると思います。

 

なぜかと言えば、一般知識の中にも比較的対策が立てやすく、得点源にできる科目があるためです。

 

それなのに、何の対策もしないのはもったいないです。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

一般知識の中で得点源にできる科目とは?

では、一般知識の中で得点源にできるのは、どの科目なのでしょうか?

 

それは、個人情報保護・情報通信・文章理解の3つです。

 

この3科目で、8問中4〜5問は正解したいです。

 

 

対策としては、まず過去問です。

 

これは、どの科目にも言えることです。

 

過去に出題された問題がアレンジされて、また出題されることもあります。

 

また、出題傾向を把握するという意味でも、過去問は外せません。

 

 

個人情報保護・情報通信について

個人情報保護・情報通信については、繰り返し出題されることがありますので、必ず解いておくことをおすすめします。

 

個人情報保護についての「個人情報の保護に関する法律」と「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」は条文数が少なく、出題の可能性が高いので、すべて目をとおし、時間の許す限り知識を増やしてください。

 

私は条文の重要なところにマーカーを引き、その中でも暗記しなければならないところは書き出して時間を見つけては忘れないようにしていました。

 

 

文章理解について

文章理解については得意不得意がありますが、どんどん問題を解いて慣れるしかありません。

 

苦手だからと言って何もしなければ後悔します。

 

 

文章理解はある程度コツをつかむと、うまくいけば2問正解できるようになります。

 

あきらめず取り組んでみてください。

 

1日1問など目標を持ってやってみてください。

 

 

偉そうに言っていますが、私は文章理解が大の苦手で、1問正解するのが精一杯でした。

 

なかなか成果が出にくい科目ですね。

 

 

政治・経済・社会について

この3科目については、全く対策ができないかと言うと、答えはノーです。

 

対策はしにくいですが、できないことはありません。

 

現に私は対策をして、その結果1問ゲットしました。

 

 

まずは無駄に終わるかもしれませんが、過去問を解いてください。

 

特に問題を見て、これはこの試験の年にしか関係がないと思われるものは解かなくてもよいと思います。

 

心配なら軽く見ておけばよいです。

 

 

次にとるべき対策は、出題される問題のテーマは時事に関するものが多いので、受験年の1月から10月ぐらいの大きな出来事にスポットを当て、ネットや新聞で資料を集め、勉強の合間などに繰り返し読んでおくとよいです。

 

私の受験年には、道路特定財源やガソリン税について話題になっていましたので、その部分の新聞記事などを見ておきました。

 

あと、就職用に販売されている、時事に関する参考書や問題集を利用するのも効率的です。

 

 

報われるかどうかは分かりませんが、何もしないよりはよいと思います。

 

私のように、やってよかったと思えることもあります。

 

行政書士試験の多肢選択式の対策を練る!

行政書士試験では、多肢選択式の問題が出題されます。

 

3問で24点(空欄12個X2点)の配点となっています。

 

24点はかなり大きいです。

 

8〜9個は正解したいですね。

 

 

基本的には、多肢選択式については、普段の法令の勉強で十分対応できます。

 

しかし、今までの問題を考えると、それほど簡単に正解できるほど甘いものではありません。

 

過去問を見ていただくとわかりますが、空欄となっている箇所は、重要な文言ばかりではないです。

 

重要な文言の方が少ないぐらいです。

 

本当に、細かい部分が空欄になっています。

 

 

どちらかと言うと、国語の問題ではというものもあります。

 

私は国語が苦手なのでわかりませんが、国語力さえあれば法令の知識がなくても解けるのではと思ってしまいます。

 

本当にクセのある問題で、対策が立てづらいです。

 

 

今までは、1問は憲法から、2問は行政法から出題されています。

 

決まっているわけではありませんので、他の科目から出題される可能性もあります。

 

ただ、現時点では従来どおり、憲法から1問、行政法から2問と考え、対策を立てておくとよいです。

 

やみくむに勉強しても、非効率ですからね。

 

 

まずは、過去問を解いて、どのような問題形式なのか知っておいてください。

 

問題形式がある程度わかれば、どのような箇所が空欄になるのか見えてきます。

 

勉強をしていく中で、このようなところは空欄になりやすいと思った文言はチェックしておくとよいです。

 

 

憲法は、特に判例に関するものがよく出題されています。

 

重要判例については、チェックしておきたいですね。

 

 

とは言っても、本当に細かい文言も空欄になっていますので、深入りはしないでください。

 

テキストを読んだり、問題を解いて、気になった部分をチェックする程度でよいと思います。

 

同じ問題が出る可能性は低いですが、模試や予想問題集などを利用して、解き方のコツを掴んでおくようにしてください。

 

慣れないと、迷ってしまって意外と解くのに時間がかかってしまいます。

 

行政書士試験の独学での合格体験記

 

 

私は、次のように解いていました。

 

 

多肢選択式を解く時は、まず順に文章を読み進め、明らかにわかるものから埋めていきます。

 

わからないものは、最後に回します。

 

 

空欄が1つ埋まることによって、それが他の空欄のヒントになることもあります。

 

また、その空欄が出てきた際にはわからなくても、文章を最後まで読み切ることによってわかることもあります。

 

どこにヒントが隠されているのかわかりません。

 

 

とにかく焦らずに、何について書かれているかを把握しながら読んでいくようにしましょう。

 

迷い出すと、とことん迷ってしまいます。

 

ある程度時間を決めて、時間が来れば次の問題へいく勇気も必要です。

 

 

行政書士試験の記述式の対策を練る!

行政書士試験の記述式についてです。

 

記述式は、全部で3問(行政法1問と民法2問)が出題され、配点が60点と大きいです。

 

法令の中で、もっとも重要なものの1つです。

 

記述式で失敗すると、総合計で合格基準を満たさなくなる恐れがあります。

 

記述式の出来次第で、不合格になってしまいます。

 

 

記述式で失敗しないためには、やはり何らかの対策を講じないといけません。

 

記述式は択一式の勉強をしていれば、十分対応できると言っている人がいますが、私はそうではないと考えています。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

 

択一式と記述式では、決定的な違いがあります。

 

択一式は何となくわかっていたり、何となく覚えていれば、結構解ける場合がありますが、記述式はそうはいかないということです。

 

40字という短い文章の作成とは言え、必要なキーワードを入れ、簡潔で分かりやすく、的を得た解答をしなければ高得点は難しいです。

 

何となくわかっている、何となく覚えている人に、このような解答が作成できるでしょうか?

 

できるわけがありません。

 

やはり対策は必要です。

 

行政法の記述式対策

行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法の中からの出題の可能性が極めて高いです。

 

それも、条文知識で何とかなる問題が多いです。

 

択一式で条文の勉強をおすすめしましたが、まずはそれを行ってください。

 

 

その後、過去問を解きます。

 

過去問を解けば、どのような問題が出題されているのかわかりますので、条文をもとに自分で簡単な問題を作ってみるとよいです。

 

問題は、条文レベルで解ける簡単なものでよいです。

 

作った問題を毎日少しずつ、口に出して答えてください。

 

いつ、誰が誰に対して、どのようにすればよいというポイントを押さえて、解答するようにしてください。

 

 

最後に、過去問、予想問題集などで解答の練習をします。

 

実際に、解いてみるとことが大切です。

 

民法の記述式対策

行政法に比べて範囲が広く、どこが出るのか予想がたいへん難しいです。

 

民法も、条文が大切だと思います。

 

条文に書かれている要件や但し書き部分など、条文を知っていれば解ける問題が比較的多いです。

 

 

では、行政法のように全文をチェックする必要があるのかというと時間的に難しいと思います。

 

まずは過去問の周辺知識を押さえてください。

 

出題された問題に該当する条文と関連する条文を見て、他に重要なところがないかチェックします。

 

 

次に債権譲渡などの大きな単元ごとに、自分なりに出題可能性が高いと思うものをピックアップし、要件や但し書きなどを押さえていきます。

 

特にいくつかの要件を満たさないと成立しないものなどについては、その要件をすべて覚えるようにしてください。

 

この作業をどこまでできるかが勝負だと思います。

 

 

こういったことは、択一の勉強ですでにしているかもしれませんが、実際に要件などを書けと言われれば意外と書けないものです。

 

記述式では、きっちりと必要なことが書けていないと点数がもらえません。

 

何となくしかわかっていない人の答案では、点数がもらえないと思っておいた方がよいです。

 

 

これはあくまで個人的な見解ですが、民法の問題は「Aの場合は1となる」「Bの場合は2となる」というような“場合分け”ができる条文に関する問題が多いように思います。

 

判例についての知識を問う問題も出ます。

 

そのため、ある程度判例も意識せざるを得ません。

 

 

私が受験した年は、判例に関する問題が出ました。

 

解答は判例の文言をそのまま書けば、おそらく満点だったと思います。

 

逆に知らなければ、部分点さえも取れなかったかもしれません。

 

しかし、すべての判例をチェックするのはナンセンスだと思います。

 

出てきた判例については、記述式で出る可能性もあるという意識で、チェックしておけばよいです。

 

行政書士試験 独学 合格体験記

 

 

最後にできる限り、多くの問題を繰り返し解くことです。

 

テキストなど読むだけではなく、実際に解答を作成する訓練もしてください。

 

40字ほどで、必要なキーワードを入れて、簡潔な文章を作成しなければなりません。

 

慣れないと、早く思うような文章を作成できません。

 

ある程度、数をこなす必要があります。

 

 

自分の解答の良し悪しを知るため、模試を受けることをおすすめします。

 

なかなか自分で作成した文章が、どのレベルにあるのかを把握しにくいものです。

 

模試を受けて、添削してもらうと、問題点が明らかになります。

 

そして、その問題点を改善していけばよいのです。

 

 

 

 

 

 

 

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