宅建(宅建士)試験の独学での合格体験記と戦略

宅建(宅建士)試験の独学での合格体験記

宅地建物取引士試験の受験動機

宅地建物取引士試験の受験動機について、ご紹介したいと思います。

 

正直なところ、不動産関連の仕事には興味がありましたが、宅地建物取引士には興味はありませんでした。

 

そのため、この資格を活かした仕事をしたいという強い気持ちはありませんでした。

 

 

国家資格を取得しようと思ったのが、この時初めてでしたので、比較的合格しやすくて、この試験で学んだことを他の資格で活かせるものを探しました。

 

ネットでいろいろと調べていくと、興味のある不動産関連資格で、しかも他資格へのステップアップとして最適な資格があることを知りました。

 

その資格こそが、宅地建物取引士だったのです。

 

資格名ぐらいは聞いたことがありましたが、この資格が不動産関連の仕事において、どのような役目を果たしているのかまではまったく知りませんでした。

 

 

資格試験を受けようという強い気持ちを持っていましたので、それ以上深くは考えず、宅地建物取引士試験を受けることにしました。

 

やる気になっている時にやり始めないと、そのうちにやる気がなくなってしまいますからね。

 

それだけは避けたいと考えました。

 

宅建(宅建士)試験 独学 合格体験記

 

 

受験動機と言えるほどのものではありませんね。

 

しかし、意外とこのようにたいした動機もなく、勉強を始める人が多いようです。

 

何か明確な動機があった方が、頑張って勉強できますので、強い動機があるに越したことはありませんが。

 

 

ただ、やってみようと思ったのなら、とにかくやってみるべきだと思います。

 

やらないで後悔するくらいなら、やって後悔する方がまだいいです。

 

 

今思うと、この試験を受けて、合格できたことで自信がつき、その後他の資格を取得できたのだと思います。

 

そういう意味では、大いに役に立った資格と言えます。

 

宅地建物取引士試験の結果と自己評価、合格証書

宅地建物取引士試験の結果


私が受験したのは、平成18年度試験です。

 

 

試験結果  36点

 

合格最低点 34点 

 

 

ギリギリですね。

 

私が過去に合格した資格試験は、本当に狙ってもなかなかできないくらいギリギリが多いです。

 

ギリギリでも合格は合格ですから、何も気にしていません。

 

短期間の省エネで合格できたと、逆に喜んでいますが。

 

この試験は、約4カ月の勉強で一発合格できました。

 

宅地建物取引士試験の自己評価

かなり前のことですが、今でも試験を受けた時の記憶は鮮明に残っています。

 

当時、私は民法が苦手でした。

 

もちろん、過去問はある程度理解して解けるようになっていましたが、少しひねられたり、過去にあまり出ていない分野からの出題だと点数が伸びませんでした。

 

 

実際受験してみると、民法が難しく感じられました。

 

そのため、民法を解いている時にはかなり焦ってしまい、途中で諦めそうになりました。

 

 

試験の手ごたえは全くありませんでした。

 

帰りの電車では、不合格を覚悟していたぐらいです。

 

それだけに、合格を知った時は、嬉しかったのはもちろんですが、合格できたことが不思議で仕方ありませんでした。

 

 

合格後思い返すと、宅建業法という得意科目があったことがよかったのだと思います。

 

ほとんどの受験生がそうだと思いますが、宅建業法がもっとも点数を取りやすいです。

 

本番では、8〜9割ぐらい取れたかもしれません。

 

宅建業法が、見事に民法をカバーしたのだと思われます。

 

何より合格したいという執念で、最後まで諦めなかったのがよかったです。

 

もしあの時諦めていたら、この合格はなかったでしょうね。

 

宅地建物取引士試験の合格証書

合格証書を手にした時が、1番合格を実感できます。

 

頑張ってきてよかったと思える瞬間ですね。

 

宅地建物取引士 合格証書

 

宅建(宅建士)試験の勉強方法

私は働きながら、4カ月で宅地建物取引士試験に合格しました。

 

その時の勉強方法をご紹介します。

 

 

平成18年の6月に入ってから、急に宅地建物取引士の資格取得を決意しました。

 

勉強を開始した日は、平成18年6月20日です。

 

なぜか、この日付だけは覚えています。

 

特に、他に何かあったわけではないのですが。

 

この年の本試験は10月15日でしたので、ほぼ約4カ月の勉強期間ということになります。

 

 

本格的な資格試験の勉強ははじめてだったので、どのようにスケジュールを立てればよいのか悩みました。

 

仕事をしていましたので、頑張っても平日は平均で2〜3時間、土日祝は6〜8時間の勉強時間しか取れませんでした。

 

もちろん、どうしても断れない飲み会や残業などで、予定の勉強時間を確保できないこともしばしばありました。

 

4カ月とは言え、本当に辛かったです。

 

 

もっと早く勉強を始めれば、それだけ時間的に余裕ができます。

 

個人的には最低でも6カ月前には、勉強を始めた方がよいと思います。

 

それに、自分で言うのも何ですが、私は単に運がよかっただけです。

 

もう1度4カ月勉強して試験に臨んでも、合格するのは難しいのではないかと思わなくもありません。

 

万全を期するのであれば、6カ月でも微妙のような気がします。

 

難易度が上がってきているという話を耳にしますので。

 

宅建(宅建士)試験 勉強方法

 

 

とは言え、どのようにして私が4カ月で合格できたのかについて述べていきたいと思います。

 

 

【使用した教材】

 

テキスト:らくらく宅建塾
自宅でメインのテキストとして使用。

 

サブテキスト:まる覚え宅建塾
電車での移動時間、仕事の休憩時間の空き時間に使用。

 

過去問題集:らくらく宅建塾シリーズの過去問題集

 

予想問題集(模試タイプ):忘れてしまいました。

 

 

 

初めの2週間
【勉強開始から2週間】 

テキストのはじめから終りまですべて読み、だいたいの内容を確認しました。

 

 

※このやり方はおすすめしません。

 

その理由はこちらを参照!

 

 

この段階では、覚えようとはせずに理解重視で行いました。

 

今思うと、このテキストでなければ、2週間ではとても終わらなかったと思います。

 

このテキストは、非常にわかりやすい文言で書かれており、まとめの図などが多いのでわかりやすかったです。

 

ボリュームも最低限に抑えられていました。

 

 

次の1カ月
【勉強開始から1カ月半】

テキストの2回目の読み込みを行いました。

 

1回目とは違って、今度は重要事項(テキストで重要な表示がされている部分など)の暗記をはじめました。

 

権利関係に約10日間、宅建業法に約10日間、法令上の制限・その他の法令に約10日間の日数を割り当てて取り組みました。

 

この時、細かい暗記事項については、1回目と同様に読んでの理解に留めておきました。

 

細かい事項まで覚えようとすれば、1カ月では終わりません。

 

 

次の1カ月
【勉強開始から2カ月半】

一通り重要事項の暗記が終わったので、まだ完璧とは言い難い状況でしたが、過去問を解き始めた。

 

約1カ月かけてすべての問題を解き、解説をよく読み、わからないところはテキストで確認しました。

 

はじめのうちは問題を解いても、さっぱりわからずにへこみましたが、気にせずどんどん解いていきました。

 

1回目は、時間がかかって大変でした。

 

 

次の1カ月
【勉強開始から3カ月半】

この1カ月も、過去問を繰り返して解きました。

 

何回か解いて、もう間違わない肢はやらずに飛ばしました。

 

これにより、さらにペースアップし、すべての肢について正誤の判断がつき、間違っている肢はなぜ誤っているのかがわかるようになりました。

 

この1カ月の最後の方には、本試験と同様の様式の問題集(模試タイプ)を購入して、時間内に問題がすべて解けるように訓練しました。

 

 

最後の2週間
【勉強開始から4カ月】

過去問と先ほど購入した問題集で、最終的な知識の定着と問題を早く解く訓練をしました。

 

ここまで来れば、もう焦っても仕方ないと思い、新しい物には手を出しませんでした。

 

TACの自宅模試を1回だけ受けました。

 

 

 

大まかに言うと、上のようなスケジュールで勉強しました。

 

4カ月という期間を考えると、できることが限られてきます。

 

正直、これでよく合格できたなという感じですね。

 

あまり参考にならないかもしれません。

 

やはり、もう少し早めに取り掛かって、じっくり勉強した方が好ましいと思います。

 

宅建(宅建士)試験で合格者となるための戦略とは?

宅地建物取引士試験の戦略についてご紹介します。

 

試験の出題内訳は、権利関係が14問、法令上の制限・税・価格の評定が11問、宅建業法が20問、免除科目が5問です。

 

この内訳は、今後もそれほど大きく変わらないと思われます。

 

 

宅地建物取引士試験の特徴を見ると、合格基準(合格ライン)は決まっていない試験です。

 

そのため、何点取れば合格なのかはわかりません。

 

戦略を練る時は、概ね35点で考えます。

 

目標はやや高めですが、実際試験を受けると、もう少し点数が下がって、合格ラインより少し上ぐらいになるのではないでしょうか?

 

理想は、権利関係が9問、法令上の制限・税・価格の評定が8問、宅建業法が15問、免除科目が3問です。

 

27年度の試験の難しさを考えると、この目標はかなり厳しいかもしれませんが。

 

 

26年度までなら、宅建業法の目標点は18問でもよかったと思います。

 

実際に9割も取れるかどうかは別にしても、頑張れば不可能な数字ではありませんでした。

 

もし宅建業法で18問正解できれば、残りの科目は半分ほどの正解で合格点に達していました。

 

そのため、これまでは宅建業法重視の戦略を立てればよかったのです。

 

実際、私もこのような戦略を立て合格しました。

 

宅建(宅建士)試験 合格者 戦略

 

 

しかし、28年度は個数問題が8問も出題されるなど、宅建業法が大幅に難しくなり、今までのように宅建業法に過度に依存する戦略は立てられなくなりました。

 

では、どうすればよいのでしょうか?

 

 

27年度試験を私なりに分析したところ、次のような結論に至りました。

 

今までのような高得点を取れなくても、やはり宅建業法最重要科目であるということです。

 

確かに個数問題が増え、細かい知識を問う問題は増えました。

 

しかし、宅地建物取引士試験の中ではもっとも出題数の多い科目です。

 

当然軽く扱うわけにはいきません。

 

それに、権利関係に比べれば、まだ何とかなりそうな気がすると思います。

 

 

今までより、宅建業法に時間をかけて、念入りに学習しないといけません。

 

予想問題集や模試などを活用して、いろいろな問題を数多く解き、知識を吸収しないと対応できないでしょう。

 

 

権利関係については、ほとんどの受験生が苦手にしている科目です。

 

27年度試験をみても、かなり難しい問題が出題されていました。

 

そもそも理解しにくく、奥が深い科目です。

 

その上難問が出題されるとなれば、高得点が取れないのは当然です。

 

権利関係は得点を取るというよりは、失点をできる限り抑えるという考え方で臨んだ方がよいです。

 

権利関係の失敗で不合格になったということだけは、避けたいですね。

 

 

法令上の制限・税・価格の評定と免除科目は、範囲が広いのが難点ですが、基本的な問題もたくさん出ます。

 

そのため、取れる問題をいかに確実に取れるかがカギです。

 

マイナーな問題は取れなくても仕方がありません。

 

出るのかどうかわかないような論点まで学習するのは、かなり非効率ですからね。

 

よく出る論点に力を入れ、あまり実績のない論点はほどほどにしないといけません。

 

 

試験勉強をする際には、メリハリをつけることが大切です。

 

宅建業法、法令上の制限・税・価格の評定と免除科目のよく出題される論点は念入りに学習する。

 

権利関係、法令上の制限・税・価格の評定と免除科目の実績のない論点は深入りしない。

 

これを徹底します。

 

 

 

短期で合格する上で1番やってはいけないのは、すべての科目を満遍なく学習することです。

 

長期間にわたって、時間をかけてじっくりと学習するのであればよいですが、短期で合格したいのであれば、得点しやすい科目・論点を集中的に学習するようにしなければなりません。

 

科目別の足切りはありませんので、得意な科目・得意な論点をどんどん広げていってください。

 

そうすれば、おのずと合格が近くなってきます。

 

 

 

 

 

 

 

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