宅建(宅建士)の登録実務講習の内容と難易度

宅建(宅建士)の登録までの手続き(流れ)

 

宅地建物取引士になるためには、次の3つのことをしなければなりません。

 

  • 宅地建物取引士試験に合格する。
  • 都道府県知事に登録を申請する。
  • 宅地建物取引士証の交付を受ける。

 

初めてだと、いろいろあってわかりにくいです。

 

簡単に説明させていただきます。

 

宅建(宅建士)試験に合格する

年に1度行われている、国家資格の宅地建物取引士試験に合格することを意味します。

 

ここは至ってシンプルです。

 

要は、試験に合格すればよいのです。

 

都道府県知事に登録を申請する

宅地建物取引士になるためには、必ず登録を受けなければなりません。

 

登録の申請は、試験を受けた都道府県知事に対して行います。

 

ただ、そのまま登録を受けずにいても、試験合格の効果がなくなることはありません。

 

宅地建物取引士になりたいと思った時に、登録すればよいのです。

 

 

誰でも登録ができるのか、と言えばそうではありません。

 

試験の合格以外に、

 

  • 実務経験が2年以上あること(過去10年以内に)
  • 登録の欠格要件に該当しないこと

 

を満たしていないといけません。

 

宅建 登録

 

 

では、2年以上の実務を経験していない人は登録できないのでしょうか?

 

そのようなことはありません。

 

実務経験が2年未満でも、登録実務講習を修了すれば登録が可能となります。

 

登録実務講習は、資格学校などが行っています。

 

その講習を終えると、修了証が交付されます。

 

修了証にも有効期間があり、10年となっています。

 

また、欠格要件に該当する場合は登録できません。

 

宅地建物取引士証の交付を受ける

登録が済めば、いよいよ宅地建物取引士証の交付を受けます。

 

交付の申請は、登録した都道府県知事に行います。

 

 

申請するには、申請前6ヵ月以内に実施される知事が指定する講習を受けなければなりません。

 

ただし、宅地建物取引士試験合格後1年以内に交付申請する場合は、講習を受けなくてよいことになっています。

 

 

宅地建物取引士証の交付を受ければ、晴れて宅地建物取引士を名乗ることができます。

 

ちなみに、試験に合格しただけでは「宅地建物取引士試験合格者」で、登録を済ませると「宅地建物取引士資格者」になります。

 

宅建(宅建士)の登録実務講習の難易度とおすすめの安い学校

宅地建物取引士の登録するためには、2年以上の実務経験が必要となります。

 

しかし、実務についたことがない人もたくさんいますので、そういう人のために登録実務講習が用意されています。

 

この講習を修了すれば、2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者と認められ、登録を受けることができるようになります。

 

すでに2年以上の実務経験がある人には関係のない話ですが、ない人は講習を受けなければなりません。

 

 

登録実務講習は、大手の資格学校などが行っています。

 

私は、平成22年にLECで受講しました。

 

LECを選んだのは、過去にLECで他の資格の講座を受講したことがあったためです。

 

登録実務講習における学習の内容

私が実際に受講した講習について、ご紹介したいと思います。

 

学習内容は、試験で学んだことよりもっと実務的なものになります。

 

  • 物件の調査の方法について
  • 媒介契約について
  • 不動産広告、現地案内について
  • 売買契約書について
  • 重要事項説明書について
 

など

 

ここでは書き切れませんが、他にも実務に必要な基礎知識をいろいろと学習します。

 

試験のために勉強したことが、どのように実務で活かされるのかなどが実感できます。

 

個人差はあるかもしれませんが、とても新鮮で面白いです。

 

 

講習は、自宅学習(通信)とスクーリング(通学)の2つに分けられます。

自宅学習

申込を行うと、スクーリングの約1ヵ月前に教材一式が送られてきます。

 

まずは、自宅学習(通信)をしなければなりません。

 

テキストとDVD(4枚12時間)を使って学習します。

 

すべての学習が済んだら、一緒に送られてきた通信課程問題を解きます。

 

特に提出する必要はありませんが、スクーリングの修了試験の出題範囲になっていますので、しっかりとやっておいた方がよいです。

 

 

(教材)

 

宅地建物取引士 登録実務講習 教材
テキストとDVD

 

宅地建物取引士 登録実務講習 教材
通信課程問題と資料集

 

スクーリングと修了試験

その後、事前に予約しておいた日程でスクーリングが行われます。

 

“スクーリング”とは、教室に行って授業を受けることを言います。

 

2日間で12時間行われます。

 

社会人にとっては久しぶりの授業ということで、眠気との戦いが待っています。

 

当然ですが、寝ることなく授業を受けないといけません。

 

それは、最後に修了試験があるためです。

 

修了試験と言っても、OX問題の簡単なものです。

 

きっちりと授業さえ受けていれば、まず落ちることはないと思います。

 

試験に合格すれば、修了証が交付されます。

 

これで、登録が可能となります。

 

 

(教材)

 

宅地建物取引士 登録実務講習 教材
当日渡された演習ワークブック

 

宅建(宅建士)の登録実務講習を行っている主な資格学校

LEC

受講料:20,500円

TAC

受講料:20,000円

一般社団法人 宅建実務教育センター

受講料:特別受講料

公益財団法人 不動産流通推進センター

受講料:21,000円(早期割引あり)

Kenビジネススクール

受講料:17,000円

日建学院

受講料:24,000円(ネット割引あり)

九州不動産専門学院

受講料:27,000円(早期割引あり)

一般社団法人 職能研修会

受講料:10,000〜18,000円(場所で異なる)

住宅新報社

受講料:19,000円(早期割引あり)

日本ビジネス法研究所

受講料:24,000円(期間限定割引あり)

 

受講内容にはそれほど差はないと思いますので、受講料や資格学校の場所、日程などで選ぶとよいです。

 

ただ、思った以上に人気がありますので、申し込みは早くした方がよいです。

 

 

 

 

 

 

 

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